西九州ハートフルサービス株式会社の視察・交流会
投稿日:2015.02.19
平成27年2月5日、熊本障がい者職業センター様主催で“障がい者の雇用促進に向けた視察・交流会”が当社
の特例子会社である西九州ハートフルサービス株式会社において開催されました。
障がい者を雇用されている企業、これから雇用を検討されている企業および関係会社 総勢16社30名で職場
視察・意見交換会を行いました。
開会に先立ち、熊本障がい者職業センター 本田所長様よりご挨拶を頂戴した後、多くの障がい者の方々(以
下、ハートフル社員)が働かれている選果場を2グループに分かれ1時間ほど職場見学をしていただきました。
【ナス・トマト選果場の視察風景】
その際に雇用を検討されている企業の方からの「障がい者の方とどのように付き合えば良いですか?」という
質問に対し、江頭係長から「ゆっくり時間をかけながら、1人1人と向き合い、“熱意”と“誠意”を持って接すること
が大事です。」と提言していました。
職場見学の後、交流会を開催するにあたり、当社 森下社長より「設立から今日までの様々な苦労や困難に対
して、社員・パート社員・ハートフル社員が何事にも“本気”で取組み、家庭的な雰囲気を作りながらも、時には
厳しく指導しながら全社員で協力したからこそ、事業が安定してきました。」とハートフル事業の経緯を説明しま
した。
次に、西九州ハートフルサービス株式会社の田原部長より、親会社の概要および西九州ハートフルサービス
株式会社の取組みに関するプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、支援体制、設備投資、レクリエーション等の事例を挙げ、「今後も県下で模範となる
企業を目指します。」と決意を新たにし、「障がい者雇用へ一層の理解や雇用管理のあり方を企業の皆様に前
向きに捉えていただきたい。」と提唱しました。
【森下社長の挨拶と田原部長のプレゼンテーション風景】
意見交換会では、2つのグループで討議し、各企業の様々な取組みや新規雇い入れ時の問題点や課題に
ついて意見が交わされ、障がい者の方の個々の特性を見極め、会社・家族・支援機関との連携を強化するこ
とで、素晴らしい環境が築き上げられると締めくくり閉会致しました。
【白熱するグループ討議風景】
参加された企業の皆様から感謝のお言葉を頂き、この視察交流会を当社で開催することができたことを誇り
に思い、今後1人でも多くの障がい者の方々が様々な企業に雇用される契機になればと願っております。
西九州ハートフルサービス株式会社にとってハートフル社員の仕事に対する真摯な姿勢は不可欠な存在であ
り、今後も全社員が一枚岩となり切磋琢磨しながら、熊本で必要とされる企業を目指して参りますので、温かく
見守り頂きます様、宜敷くお願い申し上げます。